本日も木版画制作を
多色刷りの中の1版
色のイメージ、構図のバランスを意識しています。
台湾産の紙を試してみる。
台北には画材屋さん書道具屋さんが多くて紙も豊富にあり、日本語を話せる店員さんもいて詳しく教えてもらったりもできる。
そして、今回はその中から台湾産のものをいくつか選んでみました。
あまり使ったことのない雰囲気のものも試しに購入、
どんな風に作品に活かせるのか楽しんでいます。
紙の厚み、質感によっても仕上がりの発色や湿度の調整が変わってくる
そういう微細な変化が楽しめるのが、水性木版画の奥が深いところだと思う。
台湾は、湿気がとても高くて水性の絵の具を使用するこの手法にはとても合っています。
僕のフランス滞在中に出会った友人のつながりによって、いい意味でたまたま流れ着いたというか、辿り着いた場所、
それが台湾でした。
日本にいた時、フランスへ渡る前の日本の芸大生だった頃(12年前)、毎日やっていた木版画での制作。
作品としては12年ぶり、
しばらくやっていなかったけど、この場所で木版画制作がとても楽しくてそして懐かしい。
いろんなイメージを
版木に落とし込んでいきます。
まだまだ続く。
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